7月になりました。
京都で7月といえば…そうです祇園祭です！

桜の季節が終わると一気に蒸し暑くなる京都ですが、祇園祭の時季には特に暑くなります。
梅雨のじっとりとした空気もまだ残っている中、気温はグングン上がってきて、まとわりつくような暑さになります。
自分の汗が流れるのを感じると、もう祇園祭が…なんて思います。

それでも、こんなに暑くてもやっと祇園祭が！なんて思うと京都の職人や織物屋もみんな仕事に精が出ます。
そんな街の雰囲気がさらに京都を暑く熱くしているような気もしますが…
改めてお祭りが執り行われることのありがたみを感じます。

さて、今年は3年ぶりに山鉾巡行があります。

この写真は昨年の様子です。昨年は巡行はなく鉾建てのみ行われました。

祇園祭は1000年以上も昔に疫病退散を祈願して始まったものです。
そう思うと、今こそ改めて祇園祭を盛り上げてコロナ禍を吹き飛ばしたいですね。

ちなみに、祇園祭で購入できる粽（ちまき）は厄除けのために玄関などに飾るものです。
食べ物では無いのでご注意くださいね。
鉾によって粽も少しずつ違っていて、疫病退散の粽もあるそうです。

最近では38度超えの日が続いていますので、祇園祭を楽しもうという方は万全の熱中症対策で挑んでくださいね。
粽には厄除けはあっても暑さ避けの効果はありません♪